トレーラハウスの安全基準について
5月28日朝、突風が発生しトレーラーハウスが全壊する被害が出たという件について、ニュースになっていた為、
当協会においても実態調査をすることにいたしました。
以下、琉球新報社のサイト
https://news.yahoo.co.jp/articles/83c541eb428e80b4d7b8a67cfa10771e4c4b1731
本来、当協会が考案する安全基準を満たした設置方法であれば、県内で発生する大型台風や竜巻でもトレーラーハウスは破損したりしません。
また、安全面を考慮した設計と安全基準を満たした設置方法をしなければ、自然災害が発生した場合に大きな損害が出てしまいます。
安心安全で適法なトレーラーハウスの活用を社会に推進していくためにも、本協会においては非常に重大なトピックだと
実感しております。
実態調査にて判明したことを以下記載いたします。
・トレーラーハウスの作成にあたって、トレーラーハウスメーカーからトレーラーシャーシのみを購入し、建築業者がプレハブユニットを載せて製造したものであった。
・シャーシと一体型のトレーラーハウスではなかったため、車体上部のプレハブ部分に大きな被害が出ている。
・トレーラーハウスメーカーは架台のみを納めており、専門メーカーが作成し安全を保障したものではなかった。
・損壊している部分については本施設のオーナーとなっている建設会社が独自の安全基準で自作し、設置をしていた。
このように、安全基準をないがしろにし、無責任にトレーラーシャーシの上に簡易的な施工を実施し、
台風対策もせずに現場での運用を行ったことにより、トレーラーハウスのイメージを損なったことについて
本協会は非常に遺憾に感じております。
協会として、シャーシを販売した専門店へも厳しく注意を促すとともに、沖縄県内において正しい
トレーラーハウスの運用を推進していくべく取り組みを強化していきます。
沖縄県トレーラーハウス協会